3時のおやつは乳酸菌

人には人の乳酸菌

推しを人体錬成した話

推し(香水)作りたくない?

そんなわたしの一声から始まった今回の人体錬成。ずっと会いたかったおたく友達と急遽会えることが決まり、どうせ会うならおたくっぽい楽しいことしようぜ!が今回の裏テーマでもあり本題でもある。
おたくと会えるし、推しを錬成できるって決まった日からもうわくわくが止まんないんだよね。だって自分の手で自分が解釈した推し生み出せるってやばくない??ユートニウム博士*1もびっくりだよ。
 
 
予約すると事前にお店の方からボトルの形やキャップの色、香水の色味、あと名前考えといてください~~って案内があるんだけど、全部めちゃくちゃ重要じゃん!!ってこの瞬間からおたくの虚妄が始まるってわけ。
 
さらに予約を取ったその日は推しとのデートっていう虚妄前提で、頭のてっぺんから足の先までコーディネートして行こうねと決めていたので、まあ虚妄が捗る捗る。
自分のコーデ決めるときに、推しの写真見てどの服装でデートに来るんだろう~~~わたしのすきなあの服装かな~どうしよう~~推しはこの格好すきかな~~~~???っとこれだけで1時間はつぶせる。
 
推しは年相応の服装って感じなので、その中でも春っぽく且つわたしがすきな首元がちょっと詰まった格好の推しとデートした。それがこれだ~~~~~!!!
  
 


 
えーーーーー可愛すぎない!?!?白シャツもあなたに着てもらえて大喜びだよ!!!!ちなみにこのコーデすきすぎて画像フォルダに5人くらいいた。
付き合って2回目のデート。ちょっとおしゃれなカフェでお昼食べて、天気が良いので散歩してたらこんなところにおしゃれな雑貨屋さんがあるよ!入ってみよ~なんてデートします。てかしました。このデートに関しては無限にエピソードが出てくるので割愛。
 
 
 
本題から大きく逸れてしまいましたが、錬成するまでの楽しい時間についてレポートしたいと思います。
 
今回予約したお店は、木を基調とした店とラボっぽく白が基調の店の2店舗構えで、わたしたちはラボっぽい方で錬成することに。
白衣を着たお姉さんが、錬成するには2~3個気に入ったケミカルX(ここでいう香りのこと、めっちゃパワパフネタ引っ張る)を選ぶと良いよ!と教えてくれたので、おたくわくわくしながら真理の扉開いた!!
 
一番初めに嗅いだ香りがね、それはもう‘男’!!!!を感じる匂いなわけですよ。あれはね葉巻吸った、ストライプシャツ着てるマフィアのボスの香りだね。(c.v津田健次郎
最近推しのふとした瞬間に男を感じるようになってしまったので、ここまでダンディーセクシーな要素は無くても、かわいい顔して実はやるときゃ、やるぜ(何を)を感じられるものにしようと思ってたこともあり、この香りをきっかけに、より推しの香りをイメージすることができました。つだけんありがとう。
 
私の中の推しの香りのイメージは、爽やかさの中に感じる大人の男性ぽさってのが勝手にあって、何でそう思うかって前まで、あいつはあいつは♪かわいい~年下の男の子~♪だったのに急に大人びた顔するもんだから、おたく泣きわめいて情緒不安定待ったなし。
実際本人もかわいい自分でいたいのとかっこいい自分を見てくれって狭間で揺れてる感じする。

雑誌か何かで、かわいいもいいけどかっこいいって言われたい*2って言ってたし。そして本人の思惑通り、おたくはあなたが魅せる大人びた表情や仕草にメロメロのメロリアンだよ。レモンスカッシュのような爽やかな飲み物が似合って(ここ重要)、昔から変わらないあどけない笑顔とたまに見せる大人の雰囲気を持ち合わせてる、そんなイメージかな~。

いつまでも赤ちゃんじゃないもんねメソメソ(´p_q)実際メンバーの中でもかなり落ち着いてるし、メンバーたちも言ってる。
 
 
そして理想の香りを追い求めるべく意気込んだはいいけど、6個目嗅いだくらいから正直わからなくなってた。嗅覚細胞の死滅を感じた瞬間だった。全部嗅ぎ終わった後に、思い出せるよう、嗅ぐ度匂いを具体的な香りに例えようと奮闘したけど香りをものに例えるって難しい。結果、ちょっとおしゃれなニトリとかアヘンの香りだよ!アヘン!!(そもそもアヘンの匂い知らない。ヒッピー系の甘い香りってことが言いたい。)とかわかる人にしかわからない言葉のオンパレード。香りの瓶が終わりに近付いて行くに連れてほんとに推し錬成できる…?ってちょっとした不安が頭の中過るんだけど、おたくのすごいところは、なんだかんだ言いながらも20個くらいある中から推しのイメージに近い香りを見つけてくる。まじこれおたくの特殊能力だと思う。
 
そしていよいよ錬成!!!
できあがった推し(の香り)を確認すべく、ラボの外にいそいそと出るわたしたち。嗅いだ瞬間、「待って!!!推しいるんだけど!!!!!!!!」その周辺一帯に響き渡るほどのバカでかい声出た。おた友にも存在を感じて欲しくて、半ば強制的に押し付けた。…いる!!!その場にいた全員が推しの存在を認識。解釈一致中の一致で自分の才能が怖くなった。
 
1回の錬成で推しを生み出すことに成功したわたしはおた友の錬成成功のために何かをするわけでもなく、自分の才能に酔いしれていた。友達二人の推しは同じだけれどそれぞれのイメージがあるため、甘い香りは入れたいといった点では似ていても最終的に違うものができていて、その概念香水の真骨頂を発揮していた。
念願の推しを錬成することに成功したわたしたちの気分は最高潮。あの場で一番無敵な3人組だったと思う。
 
できあがった概念香水はこちらです。超爽やか!!!
 


 
そして推しの錬成はパーティーの序章に過ぎない。
今回1泊2日の泊りがけで楽しいことをしようという趣旨で集まっていたわたしたちのその日の夜は最高で最悪だった。
おたくごとに関する工作は得意中の得意なわたしは、前日の夜にせっせと作ったみんなの推しのお面を披露し、そのお面にできた香水を振りかけて、より一層推しを身近に感じる遊び(主にベッドに寝かせる)をしないかと声を上げた。これもおたく人生で推しのお面で遊ぶという、わたしがしたかったことの一つで2人には付き合ってもらったに違いないのだけれど、2人ともノリノリでおたくの最悪な遊びに付き合ってくれた。ありがとう、したかったことがまた一つ叶いました。
 
推しのお面をベッドに寝かせ、香水をベッドにふんだんに振りまき、寝る!!!
パァァアアアア(⌒▽⌒)これ隣に推し寝てる(⌒▽⌒)何なら抱かれてるかもしれん(⌒▽⌒)この熱い夜、生涯忘れない…。
 
次の日も推し概念香水のおかげで絶好調だった。推しを身近に感じられるだけでおたく強くなれる。何なら無いはずの記憶まで模造して楽しくなれる。もうこれはイマジナリーデートだよ。
衣類系につけたほうがどうやらこの香水は香りが持続するらしく、そうとは知らないわたしはあらゆる持ち物に振りかけてしまい2~3日経っても、ふとした瞬間に推しの香りがするので情緒がおかしくなってた。
あなたと同じ香水(ではないけれど)、街の中で感じるとね、一瞬で体温蘇るから~♪と愛かた*3を心の中で独唱する日々。あと改めて見ると愛かたの歌詞めっちゃ深い。人によっては重いと感じてしまうかもしれないけど、バカでか感情おたくはすごく染みるので、わたしと同じ種族の人で歌詞をじっくり見たことない方は一度見てみてください(何の話だよ)。
 
1泊2日の弾丸推し錬成めちゃくちゃ楽しかった。夜な夜な推しについて語った夜、修学旅行のようでとてもわくわくした。改めて自分ってつくづくキモオタだなと思ったのが、推しのすきなところを言葉にして、それを声に出して表現することにより、え、わたしこんなに推しのことすきだったんた…と実感しちゃっておた友とバイバイした後も、言葉にすればするほどすきってこと自覚しちゃって辛いよワ~~~ン(´;ω;`)みたいなことDMした。今思い返すとめっちゃ恥ずかしい。
 
 
とまあこんな感じで私情も挟みながらではありますが、推し錬成することに成功したおたくのレポートを終わりにしたいと思います。これを見て少しでも気になった方は行ってほしい。共に日常に推しを感じましょう!!!!!それでは、解散!!!!!

*1:パワーパフガールズの生みの親

*2:結局明確なソース見つからずでしたが、過去のJJ:https://jj-jj.net/lifestyle/102166/4/やVliveで本人がかっこいいって言われるの嬉しい等々の発言有。

*3:愛のかたまり。キンキキッズ