3時のおやつは乳酸菌

人には人の乳酸菌

ペンミ渡韓3日目 ★★5-star★はまだまだ終わらない★★

3日目は朝からFC限定トレカをもらうために早起きをした。昨日の疲れが残っていてもおかしくないくらい遅く寝たにもかかわらず、コンサート(ペンミ)期間中のアドレナリンの宝庫なのでめちゃくちゃ元気であった。

 

事前情報で並ぶことを聞いていたので、水を確保し気合を入れて列に向かった。友人は二日目は入らないとのことだったので、灼熱のフィリックス*1がサンサンと照らす中一人並んでいた。本国のおたくの友達が欲しいと思っていたので、この列を活かして頑張って話しかけようと気持ちを作り、何なら日本シングル・アルバムのトレカを大量に持参し、賄賂トレカと称し配り仲良くなるつもりであった。実際は暑くて誰にも話しかける気にもならなかったし、話しかける勇気もなかった。きっと韓国語が話せたら気兼ねなく声を掛けられたのだと思うが、いかんせんチョヌン アイエンペニエヨしかまともに話せないおたくは周りのおたく同士の会話に耳を傾け、野良リスニングをするしかない。しかし野良だから答えはわからんので、自分の勝手な解釈で会話を楽しんでいた。多分このパイロットビジュやばいとかそんな話だった。

 

事前情報とは違い思ったより早く列が進んでいき、一人でも暑さ以外は苦ではなかった。交換所が近付くにつれて、そのブースの外では今持っているメンバーのトレカを掲げながら欲しいメンバーの名前を叫ぶ、市場のセリのようなものが行われており、わたしも自引きできなかったらあそこに参加しなければならないのかと憂鬱になった。

 

そしてドキドキしながらトレカをめくるとリノさんであった。母の推しだからそのまま手土産として持って帰ることも考えたが、もちの限定トレカどう考えても欲しいだろ…母ごめんと心を鬼にしてセリブースに足を運ぼうとしたところ、ひと際デカい声でリィノォォォウ!!!!!と叫んでいるおたくがおり、手にはぴかぴかのもちトレカが掲げられていたのですぐ交換した。ありがとう声デカおたく。コンサートでは隣に来てほしくないな。

 

暑さにめっぽう弱いので、誰とも会う約束をせずすぐ家(宿)に戻った。家涼しくて快適すぎ。外出たくない、暑すぎとウダウダしていたがどうしてもキンパが食べたかったので、ペンミ前に腹ごしらえしに出た。

 

特に有名なキンパ屋さんでもなんでもなかったのだが、お店の雰囲気が良さげだったのでここに決めた(ポケモン?)。入るや否や、日本人だとわかったからなのか注文の仕方など親切に教えてくれた。わたしたちの目に狂いはなかったな。それぞれツナキンパとプルコギキンパ、ユッケジャンとチーズスンドゥブを注文した。

 

すぐに注文した品々が運ばれてきたのだが、ユッケジャンとスンドゥブにも米が付いており、さらに単品で頼んだキンパも出てきたので傍から見るとめちゃくちゃ米食う日本人二人組になっており笑いが止まらなかった。そうだよ、汁物系にはよく考えたら米ついてくるわ。

 

残すのも悪いので、ペンミ前で緊張のあまり食欲がないにも関わらず詰め込めるだけ詰め込んだが、米の量には勝てなかったので持ち帰りはできるか韓国語でトライしようとしたところ持ち帰りですか?とあちらから聞いてくれた。神店員さんだ。ありがたく持ち帰り用に包んでいただき、とても美味しかったまた来ますと伝えその場を後にした。

とてもよかったので紹介します。店員さん優しいから絶対みんな行って。

 

前日の遅刻が怖すぎたので開場時間くらいに着くように向かった。オリンピック公園までの道は慣れたものなので電車アプリを見なくても行けるくらいには成長した。相変わらず乗換アプリ嘘ついてくるから危ない。

 

この日は外周近くのスタンドだったので昨日と違い全体を見渡すことのできる席だった。座席番号を見て自分の席に行こうにも、思っていたより席番号が複雑で自力でたどり着けなかったのをめちゃくちゃ覚えている。城ホのノリで行ったら通路だと思っていた場所に座席があったりとようわからんかったのでこれからKSPOに行く人は気を付けて。

ここでも賄賂トレカを差し出すタイミングを伺っていたのに余裕で無理だった。誰かわたしと友達になってくれよ。あと韓国のスタンド席死ぬほど狭い。その限られたスペースでそこそこデカいカンペとネームボード出したら自分の席無くなった。

 

自分の持ち物と格闘していたら映像が流れ始めたので、一旦捨て置いて搭乗した。昨日見れなかったOPの曲を見れたことに感動したし、1曲目が幕の外で大人しく聞いていた曲だったのでやはりわたしたちは間に合っていたのだと確信した瞬間でもあった。

 

昨日とは公演の内容が少し違ったので、やはり行ける公演には参加しないと気が済まない、コンサートやペンミは生きているのだと感じた。あと離婚危機*2の絡みが多かったので、離婚危機だいすきおたくのわたしはKSPOで四肢爆散することとなった。これも参加していないと得られない栄養である。

 

ゲームが一通り終わり、暗転中ぼーっとしていると隣のおたくに肩をたたかれ何かを渡されたので落とし物をしたのだと思いすまんなという気持ちでものを受け取るとなぜかヒョンジン♡と書かれたライターだった。なんで!!!????という気持ちとこれが噂のソンムル…???このタイミングで??????といった感情がかなり渦巻いた数分であった。ソンムルなら座った直後にくれよ!そしたら賄賂トレカたくさんあげられたのに!とかなり悔しい気持ちでそのおたくの隣に座り続けた。これがそのブツです。

結構立派なソンムルだがライター1㍉も使わん。

 

その後の公演内容はというと外周を使用しスタンド近くまでメンバーが来てくれたので、メンバーの良い面を近くで見ることができとても楽しかった。推しが来たときは喉から心臓を出しながら渾身のボードを出したのだが、推しの視界に入れない人生を送っているわたしはまたしてもわたしがいるゾーンだけニコニコと笑顔を残し去って行った。ここまでくるとある意味引きが強い。ファンサの保証人を召喚せずとも視界に入っていないことがわかった上に、手元の動画がその証拠である。敗因は喉から心臓が出ているおたくがいた、もしくは見てはいけない何かがいたからだと思う。尻を向けられなかっただけマシである。

 

ペンサに必死ではないおたくとはいえ、ほんの少しだが淡い期待を抱いていたため多少落ち込みはする。しかし他のメンバーがこっちに来て手を振ってくれたりにゃんにゃんポーズをしてくれたりととても良い思いをさせてくれたのでおたくは現金な生き物故、すぐ元気になった。いまだにその動画を定期的に見返して夢だけど夢じゃなかった!を繰り返している。

 

公演終了後は賄賂トレカを何かしらの形で押し付けた過ぎるあまり、隣にいたおたく二人組に無理やりジャパンツアーステッカー!!!あげる!!と渡してきた。オフィシャルのだからかかなり喜んでくれた。ライターのおたくは終演後、足早に帰ってしまったためやはり渡せなかった。

 

帰りはタクシーでイニシャルD…ほどまではいかないがそれなりの運転で家(宿)に着いた。三半規管よわよわおたくは瀕死寸前である。

何とか友達と合流し、適当にその辺にある肉鍋屋に入った。友達と本日の推しについて語っているとやけに隣のテーブルに座っている韓国人男性グループの距離が近いことに気付いた。それはもう相席かというくらい近くて、多分あれは相席していたと思う。ちなみにわたしは一切自分の席から動いていない。近いからといって話しかけてくることはなく、単に距離感バグの青年グループであった。近すぎるのもアレなのでメニュー表をわたしの隣に置き、距離をとったが普通に乗り越えてメニューの上に座られたのには笑った。

 

たばこは外でといったことが韓国の店では多いため、喫煙者でもあった彼らは一度席を外したので、戻るころにはまた自分たちの正しいポジションに戻っているだろうとそのまま食事を続けた。

 

しかしその考えは甘く、相席どころかもはや同伴者、仲間、社会人サークルで隣に座っている人の距離感になった。これこっちから肩組みにいって話しかけるか?とまで思わせてききた。それがこの写真です。

(メニューで抵抗を見せるわたし)

 

 

(乗り越えられた)

 

いや、もう知り合いの距離―――――!!!!!この状況がおもしろすぎてかなり写真を撮ってしまった。なんなら友達とのツーショットより多い。この後、何かおもしろい事件が起きることなく彼らは去って行った。

そして先ほどペンミ中に隣のヒョンジンのおたくからライターを貰ったことをお伝えしたが、飛行機は火気厳禁なのでどう考えても持って帰れないため、そっとお店に置いてきた。ごめん…。

 

今回もかなり思い出深い旅になった。帰りは空港ドボイズになりかけたので、ロッテリア片手に走る羽目になったが、ロッテリアはかなり美味しかった。帰国後全身謎の痛みに蝕まれこの世の終わりを感じ、楽しかった代償はデカいなと思っていたが普通にコロナにかかっていたことも旅の思い出の一つである。

 

 

これにてペンミ旅終了です!次は何のスタンプラリー埋めようかな~。

*1:太陽のようにフィリックスは眩しい

*2:リノとスンミンのケミ

ペンミ渡韓2日目 ★★5-star★とショーショーショー★★

2日目はウマチュンからのペンミーティングというハードスケジュールだった。

ウマチュンはtreasureのユニットであるT5目当てに行く予定でチケットを入手したのだが、出演する、しないがギリギリまでわからず、またもやサノクの悪夢を思い出した。結果的に出演するよと本人たちの口から聞くことができたので、浮足立っていた。

 

いつもより張り切ってメイクをした気がするが、最後はいつも「まああっちからは見えんしこっちの存在なんて1㍉も知らん」がお決まりのフレーズになっている。これを唱えることで、メイクがうまくいかなかった自分自身を納得させているのだ。自分比で、お?今日はなんだか調子がいいぞと思うこともあるが、調子よかろうが、あっちからは見えてないし…と結局自分自身に言い聞かせている。だっておたくはどんなに着飾ってもおたくであることには変わりないしと。

 

そんなことは置いといて、ウマチュンの初観覧についてだが、これまたけーぽっぷを応援していなきゃ経験できないことだったなと思った。

まず放送の3時間ほど前から集合させられる(これはチケットを管理している韓国人のさじ加減によるのではないかと思う。)。この日は気温が30度以上あり、始まる前からまあまあな日照りの中じっと待ち続ける修行僧の気分であった。本国のおたくが優先なのかどんどんテレビ局に吸い込まれていく様子を恨めしく見るしかない。

暑さで正直緊張とかなかった。テレビ局のロビーには入れた瞬間のことは鮮明に覚えている。めちゃくちゃ涼しくて快適だったけど、おたくだから床に座らされて待たされた。訓練されているからどこでも座れるけど。何なら座らせてくれてありがとう。

 

スタジオ自体はホールのようになっており、前列は本国のおたくがすでに着席していた。場合によっては最後列のさらに後ろで立ち見になると聞いていたので立ち見は嫌だ、立ち見は嫌だ…とハリーポッターのワンシーンのように唱えた。その甲斐あってか、ギリギリで立ち見を回避できた。最後列だったので、舞台にはほど遠いが、見えたら満足な低燃費おたくには充分すぎる席であった。

 

放送時間が近づくと、一人の青年がサラッと登場し客席に手を振っていたが、見慣れない背格好のため誰…?とおたくとしてあるまじき態度を取ってしまった。その人物はのちにアチズのユノであることが分かった。その後レギュラーメンバーである、ソリュンちゃん、ジョンウが登場した。ジョンウの登場の際、今まで光っていなかった緑のペンライトこと草鈍器が一斉に振り上げられ、あちこちから歓声が上がり、スタジオの温度も心なしか上がった気がした。流石日頃からゴリラと呼ばれているだけあるなとシンプルに感心した。決して悪口ではない。

そしていよいよ本番が始まった。今回の観覧に行くまで全てのアーティストが事前収録を終えているものだと思っていたのだが、ステージ上で派手な演出のないアーティストは、今撮影しているものがそのまま放送にのっているようだった。舞台に最も近いところにも立ち見エリアが設けられているのだが、ここのエリアはおそらく本国のおたくが勝ち取った場所なのだと思う。そこのエリアに押し込められているおたく全員気合が入っており、なんかオーラが違った。

 

1曲目のアーティストはこちらでいうあのちゃんのような方で完全にアイドルなのかと問われると難しいといったジャンルであったのだが、その方のおたくは親衛隊かの如くスローガンを掲げ、全力コールをしており昭和のアイドルおたくを彷彿とさせた。おたく気合エリアにはその方のファンではない方も押し込められているため、いろいろな温度感を後ろから見ていても感じ取れた。

あのちゃん(仮)の出番が終わると、親衛隊はスッと後ろに下がり、男性アイドル目当てで来ている女おたくに前方エリアを譲っておりめちゃくちゃ紳士的であった。応援している様子を見ながら、銀魂の新八みたいでおもしろいなとか思ってごめんネクロマンサー。

 

目当てのT5の出番まで、知らんアイドルが多いので楽しめるか不安に思っていたが、渡り廊下走り隊のようなグループがいたりイェナちゃんがいたりと楽しかった。生で見るイェナちゃんは小柄なのに手足が長く想像以上の姿だったため、これがアイドルの頭身か~とおたく1日目のような感想しか出なかった。

 

T5の出番が近づいてくると自分の中に妙な緊張が走った。トレのメンバーを生で見るのはこのウマチュンが初めてだったので、緊張と期待で心臓が左から右に23回移動した感覚があった。あっちはこちらの存在1㍉も知らんのに我ながら健気である。

初めて生で見るT5、それはもう上手く言葉で表現できないくらいの、大人の雰囲気をまとっており、特にマンネのジョンファンは未成年であることに頭を抱えてしまうくらいの色香を放っていた。

T5での初めての音楽番組がウマチュンであり、その記念すべき瞬間に立ち会えたことに圧倒的感謝おたくとなった末、ステージが終わるとわたしたちは力尽きていた。少し前に座っていたトゥメ*1も同じ状態になっており、興奮を身体が受け止め切れなくなると人間は座っているのもギリギリというまたしても初めての体験ができた。

その後アチズも出てきており、T5とは違うステージ上でのウヨンのエロさにやられ、意識が朦朧としたことは覚えている。

 

ウマチュンは最高に楽しかったのだが、いつもの番組終了予定時刻を大幅に超えており、どう考えてもペンミの開演時刻には間に合わなくなっていた。おたく人生で開演時間に間に合わないのは初めてであり今日は初めてがいっぱいだな…なんて頭の隅で考えていた。文字で書くと呑気に感じられるが結構ショックだった。いつも通り番組が終わってくれていれば……。

そして韓国の番組は毎回放送開始時刻と終了時刻が違うのはなぜなんだろうとこのとき改めて思った。日本ではレギュラーの放送番組は毎回同じ時間に開始終了するので、不思議で仕方がない。知ってる人良かったら教えてください。

 

これは記念のMBC

 

ペンミ会場に行くまでの道中、始まりはいつも通り映像で多分5分くらい出てこないから、到着時刻は本編に間に合うか間に合わんかくらいだと思うと真剣な顔で協議した。

そして読み通り、到着するとOPの曲が始まったばかりであり、これは間に合ったと同じだと勝利を確信し、ゲートに向かったのだが、そこでスタッフに曲始まってるからこのターン終わるまでここで待っててなと無慈悲な言葉が告げられた。

始まっているのに入ることが許されないこの悔しさともどかしさ。そこの幕をちょいと上げてくれるだけでいいのに。まあ遅刻した自分が悪いのですが…。

 

待機中、大砲みたいなカメラを持ったおたくが何人も追い出されており、これがセキュリティに見つかったというやつかと当たり前に他人事のようにその様を見ていた。データ消したら戻れるのだから、緩い対応である。

 

曲のターンが終わったので小走りで席につき、モニターを見るともちもちの推しがもちもち話しておりその様子を見て安心したのと見れなかったもちもちがいた事実にちょっと泣いた。

 

ペンミで思ったことはこの子達、メインステージの真ん中のゾーンでかたまりすぎでは!?!?であった。それなりの前方席を手に入れたつもりだったのに、メインから2つ目のブロックだったので、メンバーが近くに来る機会があまりなく、すこししょんぼりしたが、どの角度から見ても推しのかわいさを感じられたのでモーマンタイ。撮影はダメだけど、携帯はグレーゾーンという謎文化に乗じて一番綺麗に取れた写真載せときます。

 

なんやこの高画質ジニレット!!!!!

何人かのメンバーはこちら側に来てくれたけどもちは来る気配を微塵も感じなかった。昔は近くの他メンより遠くの推し!!!推し至上主義!!!みたいに思ってたけど、今や近くに来た他メンをありがたく拝むよ。だって全員かっこいいし。

あと今回のペンミで推しの襟足短くなってた。最高じゃない?(突然のハチワレ)

右隣が日本人だったから話しかけようかなと思ったけど、おひとりさまスタイル貫いてる様子を感じ取ったのでやめた。ヒョンジンのおたくだったのだが、目の前でジニレットとヒョンジンが戯れてるのにうつむいて携帯いじってた時は、ヒョンジンいますよ!!!!て流石に声かけちゃった。ただのおせっかいおたく。

左は韓国人のハンジソンのおたくだった。この人もまた癖強で、画面にハンジソンが映る度あぁ…ノムキョウオ…チンチャ…だったりジソン、チャルセンギョッタぁ!!!ってまあまデカめの独り言放っててわたしに話しかけてんのかなって錯覚しかけるも全部独り言だった。そしてその人だけでなく全体的に韓国人のおたく独り言デカいなってのが今回のペンミでの発見。そんな中わたしは一人、推しのかわいさにあてられ唇嚙み締めすぎて血流しながら耐えてた。独り言の波にのって世界一かわいいもち!!!とか言っときゃよかったな。

 

そんなこんなでおたくとしてのスタンプラリーがまた一つ埋まった本国でのペンミに参加する1日目が終了。

明日こそは開演時間に自席にいられるよね?ハム太郎!ヘケッ!!!

*1:treasureのおたくの呼称

ペンミ渡韓1日目 ★★5-star★の始まり★★

韓国でペンミーティング開催!念願の韓国という地で、推しを見る夢がかなった。ここ最近着々とおたくスタンプラリー(いちおたくとしてしたいこと・やるべきこと・目標のことを指す)を埋められている気がしてなんだか嬉しかった。明確な項目を挙げているわけではないのでゴールはここですといったものはないけれど、おた卒するときはスタンプラリーが埋まったときだと思っている。

 

今回は金浦空港を利用したのだが、入国審査の段階で長蛇の列ができており、時間にして20分~ほど手続にかかった気がする。以前の入国時に人差し指を置き(親指を見せつけることなく、クリアしました。)写真を撮られたのだが、あまりにもブスすぎておびえたので、今回は顎を引いて写ることを意識してみた。…めちゃくちゃガンたれたブスが爆誕した。あれがデータとして残るのかと思うと、怖すぎるがそんなことに構っている暇などなかった。

 

なぜならいつもは事前準備万端で行くのだが、2回目という気の緩みが出たせいかe-simの設定を失敗し、初手で詰みとなった。めそめそしながらe-simを設定してくれるインフォメーションに行くと、日本語分からんから韓国語の設定に携帯変えてや~と言われ、なんで空港に勤めているのに日本語分かんないんだよ!と内心思いながら、言語を変えようとするも普段いじらない項目なのでもたついていると貸して~と言われ日本語の欄を消された。一瞬の出来事である。設定を確認してもらっていると、このsimコード初めて使う?みたいな顔をされたため、そこで私は気付いた。2週間前の渡韓のときに、今回の3泊4日で使おうと思っていた5日分のe-simを使用してしまっていたことを…。お姉さんに解決したことを伝え、その場を後にした。無慈悲にも言語を変えられた携帯を片手に。

 

そして本来2週間前に使用するはずだった3日分e-simを読み込むとすぐ接続された。くぅ~…幸先悪いな!!!しかし幸先悪くても腹は減るので、ケロリン桶くらいの大きさの器に入った餃子スープを選択し、食べ終えるころにはスープで溺れ死んでいた。

 

(超過ギリギリの荷物。このときから始まってた)

 

今回は江南に宿泊するので、また弘大と違う雰囲気にわくわくした。弘大が渋谷なら江南は大阪のミナミといった雰囲気だった。部屋はというと写真で見るより広く、着いて5分も経たないうちにスーツケースの中身を広げまくっていた。クイーンサイズのベッドを独り占めできるので大の字になって寝ようと誓った。

 

1日目はペンミのドレスコードである青い服を調達することが目的だったので、早速江南へ繰り出した。江南の地下にはたくさん服屋が並んでおり、日本ではあまり見ない景色だったので完全にお上りさんと化した。おたく女子が着るであろうかわいい服がたくさんあったがどう考えても自分の雰囲気とはかけ離れているため見るだけに留まった。来世はワンレンゆる巻きロングヘア―が似合う女に生まれたい。

 

悩みに悩んだ末、サイドが絞られている短めの丈の青い薄手のシャツと黒のキュロットを購入した。その場のノリと勢いで購入したが、着てみると思いのほか腹が丸出しだったので韓国でしか着ないのではないかと思う。(現在福岡公演での着用を絶賛悩み中)

 

友達はサンダル購入を検討していたので、その辺にある店に入ったのだが、品揃えもよく店員さんも優しかった。君らどういう関係?と聞かれ友達です!と伝えると似てるから姉妹かと思ったといった会話がなされ、友達はめちゃくちゃかわいいし綺麗なので、その子に似てると言われたわたしはかなり嬉しかったが、もしかすると友達は嫌だったかもしれないと後からハッとした。しかしわたしも自称顔面カンミナとして生きているので、そない悲しまんでくれなといった気持である。だがあくまでも自称だ。

そして何よりも店員さんの言っている韓国語がわかったことが、前回の旅に比べると成長した部分である。この旅は我々人類にとっての大きな進撃となる!!!!!*1

 

毎度のことながら海外での楽しみが夕食は何にするかなのだが、初日は焼き鶏にした。といっても日本でいう串に刺さった焼き鶏ではなく、そのまま鉄板で焼く鶏だ。人気店らしく少し待つことになったが、周辺のお店やコンビニのアイスクリーム巡りをしていたら一瞬であった。そのとき見つけたパッションフルーツ味のアイスバーがおすすめしたかったのだけれど、残念ながら写真はない…。代わりにこちら載せときます。

おれのゆめ(そかー)

 

肝心の焼き鶏はというと当たり前に美味しかったが、鶏にあたると明日のペンミが台無しになるので、焦げる寸前まで焼いたことは少し惜しかったかもしれない。そして前回の渡韓以来、冷麺狂いになってしまったわたしは冷麺があれば絶対に注文するので、ここでも当然の顔で注文した。するとお昼に食べたケロリン桶スープと言わんばかりの大きさの器に入った冷麺が出てきた。圧倒的既視感…!このときデカいものってご飯だけに限らず、何かしらの幸を味わわせてくれるなと思った。

 

メインの焼き鶏の話に戻るが、店のおすすめの何でも盛りを頼んだため、様々な部位が出されたのだが、最後まで何なのかもわからず、焼けたか判別が付かなかったのがこの部位である。

鶏の脚だーーーーー!!!!!!!

 

ガチの脚って気付いたとき声出た。カギ爪がそのままの形になっていて、あまりにもリアル。日本じゃこの部位は出んし自分は食べないだろうな思いつつ、面白いので記念に鶏の脚で乾杯し、一口食べてみたが、素材そのものの味がどうこうよりも味付けの辛さのほうが勝り、食レポどころではなかった。彦摩呂級の食レポを期待していたブログ購読者のみなさんには申し訳ないが、なんかめちゃくちゃ辛いの一言に尽きるので、機会があれば一度挑戦して見てほしい。

 

思ったより量が多かったので食後の散歩がてら、次の日の朝ごはん用のビヨットを大量買いし、帰路に着いた。何がそう感じさせるのかわからないが泊まったゲストハウスが家かってくらいの安心感があったのでこの日から家呼びが始まり、最初の宣言通りクイーンサイズのベッドを独り占めし大の字でその日は眠りに着いた。

 

2日目は涙のウマチュン!!ペンミまであと一歩編をお送りします。

 

 

*1:進撃の巨人名言より一部引用

初渡韓2日目 連立方程式は摩訶不思議

2日目は江南に行くついでに、江南で両替しようぜと街に繰り出した。レートがいいと聞いていた、両替所まで徒歩で行ける距離感(地図上)だったので、歩いたはいいが、思ったより遠く、ひたすら坂が続く江南の通りにゴリゴリとHPを削られ、道中にあったコンビニがオアシスに感じるくらいであった。

結局レートがいいのか悪いのかよくわからんまま現金を手にし、朝から何も食べていなかったので昼食を取ることにした。

 

適当にふらっと入ったお店で韓国本場の初タッカンマリ!本当に名前の通り、鶏1匹だった。すげー。ここで鶏1匹感が全く伝わらない写真をお見せします。

 

このとき店員さんが作ってくれた、タレがめちゃくちゃおいしかった。あれ販売して売ったほうがいい。桃屋食べるラー油ばりにヒットすること間違いなし。

お店のテレビでは、今夜行われる漢江でのイベントに関するニュースが流れていたのだが、そのイベントにはBSが関わっており、ゲストにメンバーが来るといった内容であった。すると友達がRMとナムジュンは別人だよね?ホビがナムジュンでRM?といったA=BB=CつまりA=Cのようなことを言い始めた。メンバーの顔がわからないといった話はよくあるけれど、そんな連立方程式のようなメンバーの認識の仕方をしている人に会ったのは初めてな上に間違え方がえぐかったので、最後に味わって食べようと思っていたトッポキを味わうことなく飲み込んでしまった。無念。今映っている人物はRMでありナムジュンであり、ホビではないことを伝え、正しい情報をインプットさせたが、彼女のことなので今聞いても覚えていないと思う。

 

予定外のイベントが発生し、本来は漢江でチャリを爆走させる予定だったが、時間的に厳しくなったので、同じタイミングで来ていたおたく友達と合流し、夜の漢江を楽しむことになった。BT●のイベントのためなのか、日本でいうお祭りの出店のようなものがたくさん出ており、日本のお祭りと変わらない様子であった。日本であれば、出店のいちごあめはかなり高値で売られているので絶対に買わないのだが、気が付いたら手にはいちごあめが握られており、日本の出店と変わらんくらいの値段で購入していた。海外は金銭感覚がおかしくなるのだなと悟った。せっかくなので、漢江で買ったいちごあめにも推しを見せてやった。

 

土曜日の夜ということもあり、漢江の夜はとても盛り上がっていた。特にカップルが。一組のカップルが後から来たにも関わらず、わたしたちおたく集団のそばでいちゃつき始め、一方わたしたちはというとギャースカと騒ぎ、ムードもへったくれもないのにどうしてここを選んだんだろうと不思議な気持ちになった。友達のほうを見て話すたび、視界にちらちらと入る彼氏の存在に気まずい思いをしたのは言うまでもない。

漢江といえばラーメンが定番とのことで、コンビニにラーメンを買いに行った。ラチャログで登場したコンビニでなかったことが残念であり、後から更新されたインスタでチャリ爆走推しを見たので、絶対またリベンジしようと心に誓った。定番の漢江ラーメンはかなりおいしかった。外で食べるごラーメンは想像している2億倍くらいおいしい。さらにそれがラーメンときた日には深夜0時を過ぎていてもそんなことお構いなしである。

 

ここで再び友達がj-hopeってナムでシュガでしょ?と新たなメンバー名を加えた、何一つイコールで成り立っていない連立方程式を並べ始めたことには、昼間の伏線回収にもほどがあると思った。やはり彼女は何も覚えていなかった…。

 

食後に漢江をぶらつきながら、確かデジタル会報でおたくと韓国でデートするプランに漢江を挙げていたメンバーがいたなぁなんてことを思い出していた。推しもその一人であり、デートのラストは漢江で解散だったことが非常におもしろかったのでとても印象的だった。そもそも家まで送ってくれるメンバーが3人しかいなかったことがすでにおもしろい。家まではなくても、せめて最寄りまで送ってくれよ。

 

帰りはタクシーを初利用。イニシャルDの運転だと覚悟して乗ったのだけれど、日本人相手だからかとても安全運転で走ってくれた。もちろん窓から見える車はすべてイニシャルDのようなハンドル裁きで、ビュンビュンわたしたちを追い越していった。運転手さんは陽気な方でナイトクラブに行くならあっち方面に行くといいよと見送ってくれた。行かなかったけど。

 

日目もかなり充実しており、美味しいものしか食べておらずこんなに楽しくていいのかと怖いくらいだった。(2日目の晩御飯の肉、めちゃくちゃデカかったので載せます。)

 

2泊3日の旅だったので、あっという間に時が過ぎ、1週間くらい韓国で過ごしてみたいなと思うくらい素敵な日々を過ごした。

日目は帰国するだけだったので、特段これといったおもしろい話はないけれど、この3日間で出会った人たちはみんな優しくて良い人ばかりであったことに感動した。運がよかっただけなのかもしれないけれど、人が優しいというのはまたここに来たいと思うには充分すぎる理由だった。

 

この渡韓の2週間後に今度はペンミという明確な目的があるので、またひと味違った旅になるかもしれないと想像するだけでとてもわくわくした。次も絶対良い旅にするぞ!!!と心に誓った。

 

これにて初渡韓ブログ終了です☆ここまで見てくださりありがとうございました。

 

初渡韓1日目 事前収録は紆余曲折

6月初旬のカムバックが発表されるとともに、いそいそと航空券や宿の手配を開始した。目的はサノクに参加してみたい!ただそれだけだった。

けーぽっぷおたくたるものサノクに参加しない人生があってたまるものかと思っていたので、カムバックが決まると同時にそれはもうあらゆる手を尽くし、力の限り尽くし、何日もかけて調べ上げた。

一つ問題が解決すると、また一つサノクに関する問題が湧いてくる日々に、頭がおかしくなりそうだったのも今思えばいい思い出…にはならない。正直それのせいでおたくやめようかという本末転倒寸前にまで陥ったが、数多の困難を乗り越えた末、待っていたものは2週での活動終了のお知らせ。

 

嘘だッッ!!!!!!何のためにここまでしてきたんだよと草超えてアマゾン湿地帯。無事観光するだけの渡韓ネキ誕生。

 

いつも県外や海外に行くときは大体コンサートなどが目的なので、今回はおたくごとがない旅となった。出発前からすでにやりたいことが思いつかず時間を持て余す感が否めなかった。

5starのポップアップイベントが開催されていたが、NAVERの本人認証が必要であり、わたしは何度トライしても本人と思ってもらえなかったため、そのイベントに参加する資格さえもなかった。許さないNAVER…。(今度パスポートを持った受刑者スタイルの写真の添付を試みる予定)

 

とはいえ初韓国旅なのでとても楽しみであったし、サムギョプサルは絶対に食べたいという誰よりも強い思いも持ち合わせていた。

 

渡韓初日は、一人で空港に向かい、現地で友達との合流といったプランであった。何度行っても空港までの道のりは慣れないし、無事飛行機に乗り込めるまで緊張がピーク、ガンギマリ状態である。そのためその便の一番乗りで保安検査場を通過し、搭乗まで2時間ほど待機する羽目になった。

搭乗したらこっちのもんなので、そのまま大人しく韓国まで運ばれていたのだが、入国カードの数が足りないやらなんとアナウンスが聞こえた気がし、不安になったわたしは思わず隣にいたおばちゃま二人組に話しかけ、それをきっかけに仲良くなるというまさかの展開。韓国に到着してからインスタを交換し、写真まで一緒に撮り、お互いの旅の健闘をたたえあい解散した。かなり幸先良い出会いだった。

 

韓国でも無事友達と合流でき、1つ目の難関はクリア。そしてセカンドミッション、宿に一人で向かうが待ち構えていた。友達は別現場での予定があったので、合流後ケロロパン購入、ソウルに向かいソウル駅で一旦解散といった目まぐるしいスケジュールを立て、それぞれの目的地を目指すことにした。

ソウル行きの特急乗車前に、一般電車の乗車券となるICカードNANAMEの機械を発見したわたしたちは長蛇の列を成しているWOWパス発行機に目もくれず、NANAMEカードを作成した。このために推しのどの画像で作ろうかとワクワクしていたので、その機械を目の前にしたときはかなりテンションが上がった。

いそいそとQRコードを取り出し、機会に読み込んだはいいが、推しの画像が印刷されていく様が大画面にデカデカと表示されていく羞恥プレイにあった。こんなの聞いてないぞ!!!!(顔真っ赤)

推しはかわいいのでなんぼでも見てくれて構わんが、おたくという犯罪者であることがWOWパス列の民にバレてしまったことが何よりも恥ずかしかったが、ネタができたのでありがたく羞恥プレイの様子を動画に収めさせていただいた。友達は何食わぬ顔で推しケミを印刷し、動じた様子はなく、まさにプロの犯行であった。

 

ソウルへ到着したあとは、前述通り一旦解散、セカンドミッションの始まりである。まずソウルから弘大に向かう電車が何番線なのか探すところからだった。多分2番線…多分こっち行きの電車…ワアッ…と韓国でリアルちいかわである。電車のアプリもあまり頼りにならないことがわかった。(そもそも時間通りに来ない上によくわからん路線を案内される。遠回りのルートで弘大に向かっていたことが後に発覚。)精神的ちいかわになりつつも、なんとかたどり着くことができた。

 

駅に着いてからもホテルの方向がわからず、いィ~~ん😫どうしようと独り言を連発していたところ、地図上に〇〇내과(内科)という文字を見つけ、目線の先にその内科を捉えた。このとき心底ハングルが読めてよかった、過去の自分に対し少しだけど勉強していて偉かったとそっと褒めた。

方向がわかればこっちのもんなので、ご機嫌にホテルへと向かったが、そのご機嫌もつかの間、地図上にあるはずの宿が見つけられない。本日二度目のちいかわ発動。

示されている土地周辺をうろうろするが、全くそれらしき建物を見つけられない。異国の地で一人迷子である。見つからないものはしょうがないので意を決して、その辺を歩いていた青年に声をかけた。英語で。絶対韓国語で聞くべきだし、それくらい簡単なことだったら聞けただろ~が。今までわしは何を勉強してきたのだ。いざ本場の韓国人目の前にすると伝わらなかったらどうしよう、もしかしたら間違えているかもといった日本人ならではの考えが頭を過り、習い事の成果を発揮できなかった。こんなんじゃ推しを目の前にしたときのちょ、ちょ、ちょぬんアイエンぺにえよ~~のむのむちょあへよ~~~なんて言えるわけがない。イメトレで終わらせるわけにはいかないので、今回の韓国旅でも遭遇を夢見るのであった。

 

そして青年はというとそれはもう神様かと思うくらい優しく、ついておいで~どこから来たん?と英語と韓国語で話しかけてくれた。案内された先は恥ずかしいことにわたしがうろうろと徘徊していた建物であり、その5階が泊まる予定の宿になっていた。いや、わからんてと思いつつ、案内してくれたイケメン青年へ渾身のカムサハムニダ!!を伝えると青年はへへへん😁と爽やかに去って行った。わたしにコミュ力さえあればお兄さんインスタやってる?交換しようといったネクステ(ネクストステージ)があったかもしれないのに…。 

 

予定していた到着時間より遅く着いたにも関わらず、宿のオーナーはそれはもうあたたかく出迎えてくれた。韓国語分かる?といった問いに少しだけ。と韓国語で伝えられたことが嬉しかった。先ほどの反省をすぐに活かせるこの行動力!!!自画自賛!!!

ゲストハウスのような宿だったので、その宿でのルールを聞き、一息ついたくらいに友達から連絡が来たため、ポップアップショップへと向かう準備を始めた。

 

江南で待ち合わせし、ソウルの森へ向かう予定だったので一足先に江南へ着いたわたしはベンチに座って待っていたときに見つけたガチャガチャを紹介する。

「なんかちいさくてかわいいやつ」ことちいかわだーーー!!!どのキャラもちいかわやうさぎ、シーサーと日本名のままなのになぜかハチワレだけはガルマだったことに笑った。

 

ポップアップショップに関しては、認証が下りなかったわたしは予約さえもできないので入れず、建物をひたすらバシャバシャ撮り友人を待つことになった。その間交換したいんだけど、どのメンバー求めてますか?と韓国人ステイに聞かれるも、わし中入れてないから持ってないねんと伝えたい気持ちはあったが上手く伝えられずソーリー💦の一点張りマジ最悪。交換に集っているステイはとても若かったので、k-popは若い子しか聞かないよは都市伝説ではないんだなと考えていた。

 

この時点で八時くらいだったのだけれど、外はとても明るく韓国での時間の感覚バグが初日にして起こっていた。感覚バグついでに人生4カットも撮ったので思い出に載せておく。

 

その日の夕飯は友達の知り合いが紹介してくれた弘大にある石の上で直接焼くサムギョプサルをいただいた。注文するときかなりドキドキしながらも、ドラマでよく見る、サジャンニ~ム!と店員さんを呼ぶことに成功。かなりの時間食べていなかったので、一口目を食べたとき、口の中に広がる香ばしく少し炭っぽさも感じる肉の旨みを存分に感じることができた。腹が減っているときの肉はめちゃくちゃ美味い!!!!!!!

シメとして食べた冷麺が目を見張るほどの美味しさだったので、その日から冷麺の虜になってしまった…。韓国に行ったらまた食べたいな。

 

帰り道、youtubeライブの通知が来たので何気なく見てみると、わたしの最愛(推し)がポップアップストアで配信をしているではないか!!!!!そんなバカなことある!?!?と半狂乱になった。つい1時間ほど前にそこにわたしたちはいたので、あのままポップアップストア周辺のお店に滞在していたら、運よく姿が見れた可能性があった。まさかロッテコン終わりの疲れている状態で、ポップアップストアに来るなんて想像できるわけないだろう。やはりちょちょちょぬん、アイエンぺにえよ~の壁は高い。何人かのおたくからさっきそこいたでしょ!?会えた?と連絡を何件かいただいたが、期待に添えられずごめんといった気持だった。メソメソしていてもしょうがないので、帰りは韓国のコンビニを堪能し、サムギョプサルの匂い消しファブリーズを買った。とてもデカい。

 

二日目は漢江でサイクリングやら花火を見る予定を立てていたので、わくわくしながら眠りについた。そんなこんなで一日目終了☆ミ

シンガポール渡航記〜ここがわたしのアナザースカイ編〜

最終日は朝から帰りの飛行機の時間まで目一杯観光した。といってもスンジニが訪れたSF植物園への訪問にお土産購入といたって普通のラインナップである。

 

書きそびれていたのだけれど、シンガポールエスカレーターはものすんごく早い。どれくらい早いかというとフット後藤の例えツッコミくらいはやい。初日こそ、このスピード感に慣れるのに必死であったが、流石に3日目になるとずっとこのスピード感のエスカレーターで生活していましたが?といった海外かぶれならぬエスカレーターかぶれの顔で利用していた。ここだけの話アリオ八尾のエスカレーターはかなり遅い。

 

すっかりMRT(地下鉄)やエスカレーターに慣れたわたしたちは迷うことなく目的地へ向かう。スキズのみんなは公演後、即帰国というハードスケジュールなため遭遇の心配がないにも関わらず、道中では遭遇したときの良い第一印象の与え方といった妄想で頭がいっぱいだった。カメラフォルダを見返すと何が面白かったのかよくわからない地下鉄内での写真を見つけたので、載せておく。(ドリアン持ち込み禁止)

またしても当たり前に遭遇することなくSF植物園に無事到着したわたしたちはスンジニの軌跡を辿った。簡単に特定できると思いきや、似たようなアングルで生えている植物が多く特定には思いのほか時間を要した。数多くある植物から、場所、アングル、画角をおさえられたときは、脳内麻薬がドリップしている感じがした。

 

スンジニと同じポーズでお互いの写真を何枚も撮っているわたしたちはどっからどう見てもでかい植物園にはしゃいでいる観光客に見えていたに違いない、一部の観光客を除いては。そんな一部を除いた観光客二人組に撮りましょうかと声をかけられたときは、少したじっとしてしまったが、記念に残しておきたかったのでお願いすることにした。ここにいるということは、スンジニのおたくかなとお互いがお互いのことを思っていたのだけれど、後ほど確認すると誰一人として該当おたくがその場にはいなかったことが、色濃く記憶に残っている。そしてその二人組と帰りの飛行機で奇跡の再会を果たすことを、このときのわたしたちはまだ知らない。

 

お昼ご飯は絶対にチキンライスがいいというわたしのわがままに付き合ってもらい、近くで食べられるチキンライスのお店を探すことにした。マリーナベイサンズ内のフードコートのチキンライスが一番近くて、(多分)美味しいということでそこに向かうことにしたわたしたちはまたしても珍道中を経験することになる。

フードコートをまっすぐと目指し、意気揚々と歩いていたわたしたちにジャパニーズ?といった声がどっからともなく聞こえてきた。どうやら日本人好きの金持ちじいさんのようで、平和ボケした顔で歩いている様子でも見て話しかけてきたのだと思う。平和ボケしているのは間違いないので、否定はしない。

シンガポールの英語はかなりなまっているうえに日本語しか話せないわたしたちは、ほぼボディーランゲージで金持ちじいさんとの会話を展開した。関東の別荘地や温泉地を周る旅をするんだと言っていたような気がする。途中川崎市の話が出てきたけれど、あそこには何もないぞ(川崎市民ごめん)。

会話の中で唯一聞き取れた英語がマリーミーであった。その前後にチューレン!チューレン!!と言われよくわからなかったので、適当にへらへらし胡麻化した(入国審査とは違い、ここは笑顔で乗り越えることができた)。金持ちじいさんと話している間、そのじいさんのワイフから一生電話がかかってきていたのだが、携帯を持ち始めて一日目かの如く、応答ではなく拒否ボタンで対応し続けるのには流石にツッコミ魂が黙っていなかったので、いやここ押すねん!と日本語で教えてあげた。その後おすすめのチキンライス屋を教えてもらったが、時間がなかったので行くことを断念したことが心残りであった。別れ際に半ば強制的に連絡先を交換させられ、じいさんは元気にその場を去っていった。

 

チューレンといった謎の単語にかく乱させられていたが、チューレンはチルドレンで、子どものように愛らしいから結婚しようと言われていたことに気付いた。漫画の設定でもよく見るが金持ちはロリコンが多いのかもしれない。そしてわたしたちは立派な大人だ、見る目がないな…。

 

フードコートでは念願のチキンライスを食べることができ、とても満足であった。全然映えていないので、ここに掲載することで消化させてもらう。

 

空港内のショッピングモールで買い物をすべく、わたしたちは早目に空港へ向かうことにした。空港ではシンガポールならではのお土産を買って帰ろうと奮闘し、パイナップルケーキとなんだかよくわからんけれどマーライオンがでかでかと描いてあるポテチにクッキー(後に岩石のような硬さであることがわかり、家族内で不人気お菓子としての地位を確立)、そして有名な紅茶TWGを購入した。買い物をしながら、この旅もほぼ終盤なのかと思うとすごく寂しくなった。寂しいながらも海外のコンビニおにぎりの味を確かめてみたかったので、購入したが生産国は日本であった。ただシンガポールで日本産の握り飯を食っただけである。

 

帰国便はほぼスキズのおたくではないかというくらいおたく密度が高かった。例によって恒例のパスポートと共に写真を撮ったが行きと同じく、全然映えていない上にまたもや写ってはいけない個人情報が透けていたので写真はお蔵入りとなった。

深夜便なので、当たり前に寝るかと思いきや修学旅行の最後の夜かの如く語り明かした。推しへの熱い思いや、おたく遍歴、これからどうおたくをして生きていくかなど、ツイッタラー著書のでかでかフォント文字の本なら1冊出せるくらい語った。最終結局推しのこと一つもわからん、健康で毎日幸せに生きてくれたらそれでいいよのマインドに行き着くのである。多分どのおたくも終着点はここ。

 

そんな思いを胸に日本へ到着。今回の旅は大人になってからした旅の中でもとても濃く、学びにつながったと思う。大人になると達成感や成長を感じる機会があまりないが、推しの応援を通してこんなにもわくわくドキドキすることができ、幸福感を得ることができるんだと改めて実感した

そしてシンガポールの人や環境にも改めて感謝した。移住するならここがいい。物価めちゃくちゃ高いけど(>_<)わたしにはシンガポールに行くと必ず言うセリフがある。

 

\ここがわたしのアナザースカイ/

 

以上三回に分けてのシンガポール渡航記を見てくださりありがとうございました。これにて終了です♪

 

シンガポール渡航記〜シンガポールリベンジャーズ編〜

いよいよ今回のメインとなるコンサート当日の朝。朝日が窓から差し込み、その光で目を覚ますという最高のシチュエーションで起きることができた。
 
今日この日のために眉にまで課金をし、自分比で最高の顔面を作り上げようと気合が入った。

呑気に顔面塗装に勤しんでいると、サウチェ*1列がすでに形成されており、さらにとんでもなく伸びているということをわたしたちの情報の源、Twitterから知る。
前日の晩にサウチェ列には何時から並ぶかといった会話をしていたのだが、本番の体力も考慮して、公式から出ている集合時間の1時間前くらいに到着するのでいいやといった、おたくの行動力体力をなめくさった発言をしていたので大きく出遅れることになる。海外に来て浮かれていたので、いつものおたくとしての勘が鈍っていたのかもしれない…。
列が形成されてしまっているものは仕方がないので、予定の出発時間より早めに出ることを目標に準備に励んだ。ここから約10時間近くほぼ飲まず食わずの戦いが始まることをわたしたちはまだ知らない。
 
現地に着くまでの足取りは軽く、荷物は最小限にといった考えもあったため、小さめの鞄に必要最低限の荷物をぶち込んだ。いつもの自分なら誰担(ペン)であるかをひた隠しにし、コンサートが始まる、何なら始まってから応援グッズを出すくらいだが、デカめのお名前ボードをそのままの状態で持ち、今からスキズのコンサートに行きますが何か?くらいのドヤ顔テンションでMRTに乗り込み向かっていた。
 
コンサート会場の最寄り駅周辺では今にでも祭りが始まるのではといったおたく特有のアツい空気が渦巻いていた。おたくは世界共通でアツい生き物なんだ。
盛り上がっているおたくを横目にわたしたちは、サウチェ列へ向かう。Twitterの情報通り、いや情報以上に列がさらに伸びていた。どこが最後尾かわからないくらいの長蛇の列であり、オワッタなと少し思った。このとき水を買っていなかったことが、後の行動すべてに響いてくるので水は列に並ぶ前に買っておく、持っておくことを自戒の念も込めておすすめする。
 
友人と列に並んでいたので、他愛ない(ほぼ中身のない)話をしていたら、列が進んでいた。このとき既に入場が始まっている気配と、新たな列が形成されていることに気付き焦る。あの列はなんだ、わたしたちが並んでいたこの列は無駄になるのかといった思いが過っていた…のはわたしたちだけではないようで、前後にいたマレーシアと中国のおたくが話しかけてくれた。なんと日本語で。あの列はなんだろう、でも順番に並んでいるから大丈夫だよね、友達に電話して聞いてみる!…このまま並んでいたら大丈夫みたいといった会話をきっかけにボディランゲージと拙い英語で会話をした。どうやって日本語の勉強をしたのか聞くとアニメを見て学んだといった、テレビでしか見たことのないような返しが実際にあり、本当にアニメで勉強できるんだ、すげえとなった。
 
サウチェ入場の証としてVIPと書いてある首から下げられるタイプのスペシャルチケットをもらい、なんだか偉くなった気分になった。偉くなった気分なだけで、おたくであることには変わりないので、めちゃくちゃ厳重な身体検査をされた。きっとシンガポールではおたく本体が危険な生き物として認識されているのだろう。その認識は正しい。
飛行機に乗るときの金属探知機で全身を検査されるコンサートは初めての経験であり、鞄の中身もさぞ厳重にチェックされるのであろうと思いきや、棒きれで雑にガシガシとつつかれる原始的な方法であった。なんだこの差は。同時にこのとき水を持っているとバケツに捨てないといけないようだった。
 
そして水を捨て置いたところで、入場前に水を購入できるスペシャルタイムが発生。飲まず食わずチャレンジに自発的に参加する羽目になっていたわたしたちは水を欲していた。1本2ドルに対して、わたしたちは50ドル所謂日本円でいう約5000円しか持っておらず、細かいお金しか対応していないとのことで、金があれば何でも買えるわけではないと学んだ瞬間だった。絶望に打ちひしがれていた中、周りの優しいおたくに助けられ、命の水を購入することができました。助けてくれたおたくにたくさんの幸が訪れますように。
 

そしていよいよ入場となり、その場にいたおたくが立ち上がり始めると周辺一帯で拍手が起こり、勇者(おたく)お見送りムーブメントといった謎の空間が出来上がった。お見送りされる側であったわたしたちは行ってくるよと颯爽と手を振り会場に入った。
会場に入ってからが勝負であり、メインステージの前方は埋まっていたので、センターステージの前列に狙いを定めた。ありがたいことに数々のスタンディングを経験しているプロおたくと仲良くなれたので、イケイケどんどんの魂で引き上げてもらい、入ったときは5~6列目にいたのが気付いたら2列目にいた。
 
始まってからの記憶は皆無に等しい。ずっと目の前で見たいと願っていたアイドルがそこにいるのだ。手を伸ばせば届きそうな距離で彼らを見上げると息遣いが聞こえ、瞬きしている瞬間が見える。凹凸がすごい…。全員顔がファイナルファンタジーかと思うくらい綺麗で本当に生きているのかと失礼ながらも思ってしまった。


普段はファンサなんてものは求めたりしないけれど、ここまで来たからには絶対に視界に入りたいといった欲が沸々と湧いてきた。海外、どこまでもおたくを強欲にさせてくる。

日本で行われるコンサートで、グッズ類を上にあげようもんなら後ろからサクッと刺されかねないのだが、海外ではルールなんてものは存在しない(※ちゃんとあります)ので、無差別格闘技のごとく、お名前ボードで戦うことにした。

こちらの方向に推しが歩いてくるたび、柄にもなく心臓がドコドコと脈を打っているのを感じた。こっちを向いてほしいけれど向いてもらってもどうしたらいいのかわからない、純情おたく心。そんな気持ちを知る由もない、推しはこちらの存在に気付き、ヨッ友のごとく手を振ってくれた。それはほんとうに一瞬の出来事だった。

自分に手を振ってくれた確証が持てず、ひるんでしまったのだが友人が今の絶対こっち見てたよ良かったねとそのときおたくが一番欲しいであろう言葉をくれた。そんな友人のために、自分もファンサの保証人になりたいと強く思った。

 

このあとのわたしはというとひたすらに浮かれ、フィリックスが織り成す流れ星(Star Lostでのお決まりの動き)の一部となり会場は大きな盛り上がりを見せ、いつのまにかサウンドチェックという名のVIPのお遊びは終わっていた。

サウチェ後は本番のために指定の場所に並ぶのだが、土地勘のないわたしたちは集合場所がわからず右往左往、おまけにはゲリラ豪雨真っただ中ときた。またしても拙い英語力を駆使し、指定の場所を見つけることができた。

ここからが本当の戦いであった。サウチェは友人と参加できたのだが、本番はブロックが分かれているため、各々のブロックでどれだけ前に詰められるかを早速実践する場となった。

サウチェでいかに身体検査を早く終わらせるかがカギとなっていることを知っていたので、かなり身軽な状態で本番に挑み、浪速のシューマッハ競歩を見せつけ無事会場にログイン。結構な早番をもらっていたのに、このとき既に自分の番号以上の人数がいたような気もするが定かではない。

 

会場に入り、自分が快適にみられるであろう場所を瞬時に見極める瞬発力が求められる。見事本番での強さを発揮し、面白いくらいに視界が開けているセンターステージの端ポジションのほぼ最前列を確保することができた。

始まるまでの孤独タイム(これが一番辛い)をなんとか乗り切り、アンセムが流れ始め、OPのMANIACからボルテージはMAXに達した。特に花道からセンターステージに向かってくるメンバーを見たとき、今まで出したことないような声が出たので少し我に返った。花道練り歩きスキズを見たとき、わたし今スキズのコンサートに来ている!!!と一番実感した瞬間だった。


ここからはあまり合法な話ではないので、大きな声では言えないが、推しを見ながらカメラ回すのって普通に無理。せっかく目の前にいるのに、携帯の画面越しに見るなんて勿体なくないか!?の精神が発動してしまい(上級者の方はノールックでカメラを回せるのでわたしの技量がないだけの言い訳に過ぎない)、まともな写真動画ともにほぼ無いに等しい。おまけに推しの立ち位置が反対なので、上手側のチケット所持者のわたしには厳しい展開となった。
わたしだけの推しチッケムを作成することは叶わなかったけど、どの瞬間もわたしの瞳の奥にそっと閉じ込めたので、脳内HDD補完計画は成功と言えよう。

 

海外公演ならではの空気に包まれ、いつもなら絶対叫ばないこのわたしが腹から推しの名前を呼び、それに鼓舞されたかのように周りのおたくも腹から声を出す異様な腹式呼吸合戦がシンガポールという土地で開幕。
熱い戦いが繰り広げられ、サウチェでファンサをもらったにもかかわらず、本番でも強欲のツボが顔をのぞかせ再びお名前ボードで勝負に出た。しかしサウチェのときとは違い、周りからの押される圧がすごく、思うように動けないのが正直なところであった。自分自身人を押しのけてまで何かをするという根性も持ち合わせていない。
そんな中何を思ったのかさっきまで大人しくしていたおたくが突然攻撃を仕掛けてきた。おいおいおいおい、ここは平和に行こうぜと言わんばかりにその圧に耐えていたが、大人しくしてるのをいいことにひたすら圧をかけてくる。流石に我慢ならなかったので押すな!!!と日本語で抵抗した。
カーーン🔔と新たな合戦の開幕に見えたが、それ以来圧は止んだ。おたくとのタイマンはこれっきりにしたい。流石のたけみっちーやマイキーも異国の地ではタイマンを張ったことはないと思う。


お名前ボードを掲げたわたしの戦いはと言うと無事白星で終えることができた。先ほど前述したように、推しを見ながらカメラを回すという高等技術は持ち合わせていないので、わたしの脳内で綺麗に補正がかかった状態で保管されている。このときの推しはわたしの走馬灯に出てくるくらい良い笑顔をしていた。

どの瞬間も忘れたくないくらいに楽しく言葉ではうまく表現できないとはまさにこのことだと思った。終わってから合流した友人が開口一番に発したバンチャンめちゃくちゃやばい!!!がとても印象的だった。なぜならいついかなるときもフィリックスしか見ていない彼女の「やばい」にはわたしの想像を遥かに超えた色々な感情が詰め込まれているからである。


初の海外コンサートは一生の思い出と言っても過言ではないくらい輝いており、今思い出しても胸の奥がギュッとなるくらいわたしの人生での大きな経験となった。それも周りの人にたくさん助けられて、最高のシチュエーションでコンサートを見ることができたからだと思う。これが当たり前だと思わないよう心して次からの海外公演にも挑みたい。

 

そして今回の海外公演で素敵な出会いがあった。コンサート終わりに、サウチェの列で出会ったマレーシアから来ていたおたくに偶然再会することができ、インスタを交換し、今でも交流をはかっているとまでは言えないがいいねをし合う仲である。

 


次は最終日!!!この調子だといつあがるかわからないよ!!写真はコンサート終わりのノリで撮ったあまりシンガポールを感じない写真!!!

*1:サウンドチェック。所謂リハーサル