3時のおやつは乳酸菌

人には人の乳酸菌

おたく続けるって結局自分次第(それはそう)°.*魔法学校ペンミ旅1日目°.*

3月末ペンミします。突如公式から放たれたペンミ開催のお知らせ。今2月半ばぞ?開催は3末???はて??????

 

 

最初にわたしの中を巡った感情がこれだった。以前までのわたしならやった!またスキズに会える!!!嬉しい!の感情が一番に来ていたのに、おたく同士の揉め事や真相は定かではないが事務所の反日活動ともとれる日本への態度、何をしても火種にされるメンバーの行動(メンバー自身は燃やす気など一切ない)などで正直おたくを続けることに滅入っている部分があったタイミングでの発表だったので素直に喜べなかった。

 

しかしこうは言っても行ける状況にあるのに行かない自分も嫌だし、スキズに会いたいという気持ちが勝っていたので着々と渡韓への準備をすすめた。

おたくでありながらも、普段は社会人として日常に溶け込んでいるため休みを獲得しなければ何も始まらない。普通の会社だったら年度末~新年度にかけて休もうもんなら打ち首である。しかしわたしは社会人n年目ランカーなのですぐに休みを申請し、無事勝ち取ることができた。会社の皆さん快く送り出してくれてありがとう。当たり前ですが、有給は権利なのでこのブログを読んでくれている皆さんも遠慮することなく申請しましょう。

 

 

 

前回のペンミを踏まえ、ホテルは会場に近いところに決め、また会場に近いところとなると自然と空港から離れてしまい交通の便が悪いので、初めて空港リムジンバスに挑戦することにした。海外で新しいことに取り組むことは正直不安もあるけれど、それ以上の達成感やほどよい刺激がありわたしは結構すきだったりする。しかし異国の地で、知らん土地へバスで運ばれても困るので、かなり入念に調べ、バス経験者へのリサーチやYouTubeでの事前履修は欠かさなかった。その甲斐あって当日はスムーズにバスのチケットを購入でき、運転手にも降りる駅を伝えることができた。

 

何なら行きの飛行機でたまたま乗り合わせたおたく友達にバスめっちゃ便利だよとあたかも利用したことがあるような口振りでバスへの乗車を勧め、実際バスに乗ったおかげで当日のペンミに余裕で間に合ったと友達に感謝された。さらっと流してしまったけど、搭乗した飛行機内で友達に遭遇するのかなり面白い。これも旅の思い出。

 

 

 

バスに乗ってからは本当に快適であり、終点だったので寝過ごすことなく、最高の状態で無事ホテルの最寄りまでたどり着くことができた。バスの窓から見える景色が全部知らない景色で海外に来たんだなと実感できたのも良い時間であった。空港から約1時間はうその情報だったけど(2時間かかりました)。

 

 

 

ホテルに着いてからは身支度を整え、韓国で会合しようね♪と言っていたおたく(カニちゃんとシマエナガに似ているのでここではエナガと記す)の元へとすぐに向かった。スキズに会えるのも楽しみだったけど、おたくたちとの会合に心を弾ませている部分が大きかったのも正直なところである。

事前に行きたいと思っていた店は人気店なため、待ち時間が長く入るのを断念したが、近くにあった肉屋も有名店だったのでそちらに変更した。

 

 

店内は高級感のある造りで、居酒屋ほどは騒がしくなく適度にざわつきがありいい雰囲気の店であった。

席に着くなりメニューを見始めたが、韓国語なので写真となんとなくの文字のニュアンスでオーダーを決めていく中に浮かび上がる「특」の文字。これ絶対特別な肉だ!とそのとき3人の気持ちは100%シンクロした。シンクロついでに‘特’別な会合なので、セットについてくる肉を特級ヒレに変更し、乾杯とともに宴を開始した。

 

 

次々と運ばれてくる肉たちに夢中になっていたが、ペンミもう始まってないか!!?ということに気付いたわたしたちは各々のTLをスクロールし、違法に流れてくる映像たちをキャッチしまくる。

非合法映像によるとトロッコが序盤で登場することがわかり、今回スタンドの民であるわたしは、そのトロッコ次第でテンションが左右されてしまうと頭の隅を過ったのだが一旦忘れることにし、トロッコ乗車の組み合わせを確認した。ここですきなケミである離婚危機があいのりしていたら、KSPOドームで四肢爆散間違いなしだったのだが、ラブワゴン(トロッコ)はおたくのはかない妄想となり、あえなく散った…。そのあとこれでもかというくらいの特大味噌(YMSK)*1をTLから受信したが、良い距離感の離婚危機も確認できたので今回は引き分けにしておこう。

 

良い離婚危機がTLに流れてくるたび、エナガが羽音を大きくさせて暴れていたことが記憶に残っている。わたしのエナガに対する勝手な印象はぐっとこらえながらその離婚危機のありがたさを静かに享受するタイプだとおもっていたので、なんだか新たな一面を見ることができ嬉しかった。これからも良い離婚危機があればお互い報告しあえたらいいなと思う。

 

わたしたちは非合法映像をあてにどんちゃん騒ぎし、肉をどんどん平らげていった。注文した肉がカートのようなものに乗って運ばれてくるたび、カニちゃんがなんでちあびは乗ってないんだよ!!!ちあび来てよ!ちあび!!!!!と叫んでいたのだが、その様子はわたしが思い描いていたカニちゃんだったので実家のような安心感があった。このちあびやばい!と時の経過とともに流れてくる、非合法映像を共有してくれたのだが、カニちゃんが見つけてくるちあびは全てやばかったことをここに記録する。流石別名イジェクトである。イジェクトの名は伊達じゃない。

 

 

このタイミングになってしまったけれど、今回食べた肉を紹介します。

 

 

おたく大集合with特級ヒレ

 

 

 

肉をたらふく食べたわたしたちは本日のペンミ参加組たちとの合流に向け、一旦カフェを目指すことにした。カフェに行く途中でコンビニへ寄り、絶対購入すると決めていた塩パンのお菓子を発見し無事購入。早々に旅の目的のうちの一つを達成。ライズのグミもたまたま見つけたので、わたしのおたく友達のうちの一人であり、今回一緒にホテルに泊まるもちゃんのためにサプライズ購入した。これがのちに良いビタミン剤となってくれたので大変感謝である。

 

インセンネッコを撮ることが韓国旅行での思い出作りの一つとなりつつあるため2人にはその思い出作りに付き合ってもらった。日本のプリクラみたいに変な加工がなく、自然な感じでかわいく撮れるのでインセンネッコだいすき。

 

その後深夜まで営業しているカフェに入り談笑しつつもこのとき眠気がかなり襲ってきており、ほんのちょっぴりだけど早くホテルに戻って寝たい…といった気持が芽生えたが(みんなごめん)、ペンミ参加組のもちゃんから大変なことがあった…聞いてほしい…と悲壮感が漂うメッセージが届いていたので、こうしちゃいられねぇ!遅くまで営業している店見つけて肉食べさせなきゃ!!!と気合を入れた。なんと初日のペンミ終了時間、23時半。嘘みたいな本当の話。時間軸狂うよ。

 

 

 

そして深夜0:00でもバリバリ営業中のサムギョプサル屋を見つけたので、ペンミ参加組の到着を大人しく待つことにした。店の人もほぼ店仕舞いムード漂わせていたのに深夜にぞろぞろとお客が来たので今から…?といった空気を少し感じた。今日のおたくは朝まで生テレビの予定なのでよろしくぅ!!!

 

一方ペンミ組はというとわたしが想像するより元気ではあったが、肉と酒がくるなり実況見分さながらのトークを始めた。

現場に居合わせたおたくの生の声はやはりTwitterとは比べ物にならないくらいリアルであり、まさに事件*2は現場で起きているんだよの青島刑事を体現しているようにも思えた。その中でも印象的だった、「推しは(あえてここは名前を伏せておく)ずっとうちらのミッキーマウスだと思ってたのに、あの瞬間だけは中の人が顔をのぞかせてたの!自我が出てたの!!!」といった言葉であった。

 

 

おたくが勝手にアイドルに対して幻想を抱いていただけだろと言われてしまえばそこまでなのだが、夢を売るのもアイドルとしての仕事の一つだと思うので、欲の顔を垣間見せてしまったことは彼にとってもおたくにとっても中々の痛手になったのではないかと感じた。また普段の彼のキャラクター性や全員が平等に扱われるであろうペンミーティングという場での出来事ということも相まって、今回の事件は大きなトラウマとしておたくに傷跡を残した。そう考えると天使、純粋無垢キャラって諸刃の剣であるし、大金をはたいての対面ペンサ会だったらここまで風当たりはきつくなかっただろうと考えるとすべて最悪のタイミングが重なったとしか思えない…。

 

 

 明日は我が身と怯えるわたしたちを尻目にお店の人から流石に閉めるからお開きにしてくれと言われたので解散することになった。

 

 

ホテルに戻ってから先ほど買ったライズグミを渡そうと思っていたのだけれど今まで見たことない姿で落ち込んでいるもちゃんを見ると少しでも早く元気になってほしかったので店出た瞬間すぐ渡した。そしたら秒で元気になってくれたし聞いたことない声で鳴いてたから安心した。ありがとうアントン。

 

おたく大集合part2 朝まで生テレビ

 

 

 

ホテルに向かうタクシー内でももちゃんの感情はジェットコースターのようであった。わたし自身も自分の推しに置き換え、今回の件について自問自答してみたが、嫌いになれるかと言ったら嫌いになんてなれないし、かといって他グルに流れるか…?とそれもまた違うのだ。K-POPグループ飽和時代の中でこの子だ!とおもった人をそう簡単に嫌いになんてなれない。何よりもそれ以上にその人の魅力を知ってしまっているのだから。おたくって結局馬鹿な生き物だし、馬鹿じゃなきゃ続けられないよねといった話をした。

そしてこの一件以来、セルカ企画に参加したおたく周辺がざわつき始めたのは言うまでもない。今まで遥か上空にいたはずなのに、突如下界のおたくと同じ土俵に自ら立ち始めたのだから致し方ないと言えば致し方ない…。今回の出来事は、この日を境に封印され、特級呪物として未来永劫扱われることとなった。

 

 

 

1日目から中々ハードスケジュールだったけれど、遠征はおたくにとって試合当然なので、この調子で3日間走り続けることとなる。次回、韓国旅行満喫旅をお送りします!!!

*1:やっぱり味噌かよの略

*2:簡単にまとめるとゲームコーナーの一つでおたくとセルカを撮るというミッションがあり、そこで特定のおたくとツーショットを撮るといった事件勃発